地方によって立てられている武者のぼり

武者のぼりとは、主に九州、中部、甲州で5月の節句の時期にこいのぼりのような感じで立てられているものです。

この武者のぼりの歴史は古く、鎌倉時代まで遡ります。

最初は武家の庭先に武将の絵を書いて飾られていたようです。

地域によって描かれている絵はさまざまで、合戦の様子が描かれていたり、その地方で有名な武将の勇姿が描かれていたりと、子供がたくましく育ってほしいと言う思いが武者のぼりには想いが込められて建てられます。

作成方法には手書きや型染めがあり、武者の顔の部分だけは必ず手書きで描かれるようで、ひとつの絵を仕上げるまでには3日以上かかります。

地方には江戸時代以前に使用されていた武者のぼりを持っている民家も多く、子供がいないために使っていない物があれば仲買人が買い付け、骨董屋などで流通しているようで、中には価値の高い物もあるようで、金箔を使ったものなどもあります。

また、古くから使われている物のデザインをリメイクしたものがごく一部で販売されているようですが、インターネットではサイトの数が少ない状況です。

そんな中で、販売しているサイトの状況では、武者のぼりを揚げる風習のない東北や北海道からの注文が多いらしいです。